アイロボット社のプログラミング学習用ロボットのビジネス

掃除用ロボット 「ルンバ」で有名なアイロボット社が、プログラミング学習用ロボットを売り出すようです。今朝の朝日新聞で紹介されていました。
小学校、中学校、高校でプログラミングの授業が増えるので、アイロボット社にとって追い風となるでしょう!

このプログラミング学習用ロボットは、生徒が組んだプログラムによって動くわけで、これ自体、他社もやっていますね。
例えば、レゴブロックで有名なレゴ社は、レゴランドで、来場者がプログラミングを組んで、レゴを動かす体験を楽しめるアトラクションを提供しています。
これは、レゴ社の強みであるレゴによる「ものづくり」+「制御」を組み合わせたものです。
レゴ社は、時代や流行を読んで、新しいことにチャレンジしています。

アイロボット社の強みは、やはり、掃除用ロボット「ルンバ」です!
そして、なんと言っても、自動で掃除する際のプログラムが強みです!
「ルンバ」が何かものに当たったとき、どうするか?
止まって、バックして、どうするんだっけ?
右向く? それとも、左向く?
掃除用ロボットならではのことがあると思います。
これを、プログラミング学習用ロボットに展開するわけです。

新しいビジネスをするとき、何をするかがとても重要です!
自社の経験を活かせることをすべきですね。
それには、先ず、自社の強みを把握する必要があります。
これは、個人でも同様です。
①自分(会社)の強み
何が得意か?
自分の過去の経験に基づくものです。
今まで、どんなことをやってきたか? いろいろあると思います。
これらが自分(会社)の強みになります。

②自分(会社)が今からやりたいこと
自分がこれからの未来に向かってやりたいことが何かを考えます。
他人と経験が似ていても、やりたいことは、人それぞれです!
好きで情熱を注げることが一番です!
好きでなければ、継続できませんので、好きっていう気持ちは大切です。

③誰かを喜ばせることができること
誰かが困っていて、それを解決できれば、相手は喜んでくれます。
また、相手が喜んでくれて、ビジネス性(お金を払ってくれる可能性がある)であれば、市場(マーケット)が成長します。

上記①~③の領域があって、その3つが重なる範囲をビジネスとしてやっていくのが成功の秘訣です!
上手くいっている会社は、これを当たり前のようにやっています。
スタートアップやベンチャー企業のみなさん、常にビジネスチャンスはやってきます!
そして、アイロボット社のプログラミング学習用ロボットビジネス参入は、必然的だったということです!
学校では、まだ、生徒にタブレット端末を配布したばかりで、どのように運用していくのかが、はっきりしていないようです。
トライアンドエラーで進めていくでしょう。
経営者のみなさん、そのとき、必ずビジネスチャンスはやってきます!