スーパーマーケットのレジ待ちなしについて

3ヶ月前のブログで、スーパーマーケットのレジ待ちなしのIT技術について紹介したが、天井にカメラを約700個取り付けて、ショッピングカートにバーコードリーダーの端末を取り付けてっていうのは、コスト面でどうもハードルが高いですよね。
近所の大型スーパーマーケットに行ったところ、スマートフォンサイズのバーコードリーダー用端末が 並べてありました。
その端末を持って、商品をカゴに入れるときに、自分でバーコードを読み取ってから商品をカゴに入れます。
そして、この端末対応のレジに行って、この端末で各レジにある2次元コードを読み取ります。
すると、この端末から目の前のレジに買い物額の情報が送信されて、会計します!
念のため、係員が買い物の内容を確認しますので、ズルはなしってことです!

この大型スーパーマーケットへ行くたびに、この端末を徐々に使用するお客さんが増えているようです。一度使ってみると、結構簡単で、便利っていうことがわかりますので、リピーターとなる人が多いと思います!
小生もその1人です。いつも、パックのお酒を1つ買うだけのために、この端末を利用しています。夕方のレジ待ちの列ができる時間帯でも、レジ待ちなしで快適です!

IT技術が進んで、できることが一気に多くなっても、ユーザーの習慣は徐々に変わっていきます。
この大型スーパーマーケットのIT導入例は、ユーザーに合わせたもので、コスト面も抑えたものとなっています。
今のコロナ禍の中、屋内で列に並ぶのって、ストレスを感じやすいので、このIT導入例は、とてもいいですね!
可能な限りのハイスペック技術を導入するのではなく、ユーザーに合わせて、ベーシックな技術を導入すると、今後、何が問題で、何が必要となってくるか?、ということも見えてくるでしょう!
こういう提案は、大企業よりもベンチャー企業や中小企業がどんどんやっていくべきで、常にビジネスチャンスですよ!