顔認証の技術はベンチャー企業向け!

顔認証の技術について、コロナ禍の影響で前提が変わりつつありますね。
今まで、マスクなしで顔認証をしてて、今もマスクなしで顔認証する場合は問題なしで、OKです!
ところが、マスク着用したままで、顔認証しなくてはならない場所や状況では、顔認証の仕組みによっては精度が下がってしまうものもあります。
日本以外のアジア諸国、例えば、中国では、既に、マスク着用したままでの顔認証に取り組んでいて、実施済みです!

本日の朝日新聞で 日本の大手企業の新たな顔認証について紹介されていました。
日本の大手企業では、例えば、顔のなかの目、鼻、口などの形や位置や大きさの特徴を捉えて、予め登録されたユーザーの写真と照合して、一例として、そのユーザーの確立80%以上となった場合に「顔認証済み」としていました。
マスク着用すると、鼻と口が隠れてしまい、捉えられる特徴の要素の数が減るため、顔認証の精度が下がってしまいます。

そこで、この大手企業では、目の周辺の特徴を重点的に照合するようにしたそうです。
たまたま、コロナ禍でマスク着用の人が増えましたが、冬のインフルエンザ流行時期や、春の杉花粉時期など、マスク着用の人の数は、1年を通して以前からある程度いたわけです。

ベンチャー企業であれば、もっと早期にマスク着用に対応した顔認証をリリースできたと思いますし、もう既にリリースしているのではないでしょうか?
アプリ開発などのITビジネスは、ベンチャー企業やスタートアップ企業の方が、向いていると思います!