千葉市にレジ待ち不要のスマートストア!

先日、 スマートストア が朝日新聞で紹介されていましたね。
スマートストアとは、ITを活用したレジ待ち不要のスーパーマーケットのことをいうようです。
どのようにITを活用しているか?
スーパーマーケットの店舗の天井に約700個のカメラを取り付け、ショッピングカートにタブレット型の端末を取り付けているそうです。

お客さんは、どのように使うか?
商品を棚から拾い上げて、カートに入れるときに商品に記載されたバーコードをカートの端末で読み取ります。
事前に登録したプリペイドカードなどで会計処理するそうです。

天井のカメラは何するため?
記事によると、商品の陳列棚にある商品の残量を視ているそうで、残量がなくなると、その旨を商品管理しているお店の端末に通知するそうです。
↑これには、少し疑問があります。
通常、商品の入荷(仕入れ)量を管理しているわけで、レジであれ、カートであれ、会計処理したら、どれだけ売れたかがわかりますよ。
カメラの設置数は約700個なので、違うことに使ってそうですね。

このスーパーマーケットの特徴は、カートに端末が取り付けられているので、お客さんが、店舗内でどのように動いているかが記録され、分析できるってことです。
そして、どんな食材を購入しているかを、買い物が終わる前にわかることです。
これってどういうことか?
シチューを作りそうな食材であれば、シチューやカレールーの広告やクーポンをカートの端末に表示させることができるってことです。
ルーを造っている食品メーカーは、自社製品を買ってもらいたいわけですので、シチューやカレーをこれから作ろうとしているお客さんに、ピンポイントに広告 やクーポン を出せるってことで、買ってもらえる可能性がとても高い見込み客にアプローチできます。
お店側は、売上げだけでなく、広告料を収入とすることも可能で、ビジネスが広がるってことです!
さらに、お客さんの店舗内の動線データも収入源になりそうですね。

ただ、1つ、気になるのは、殆どのスーパーマーケットは、設備にコストを掛けることが難しいのが、現状ではないでしょうか?