AIに教えてもらって嬉しいこと

AIをどのように活用したらいいか?
活用の用途は、たくさんあると思います。
ただ、他の人から教えてもらうより、AIに教えてもらった方が嬉しいこともあるようです。
例えば、自分の欠点や苦手なことについて、他の人から指摘されて、カチンときたことってありませんか?
自分の欠点や苦手なことについては、他の人から指摘されることよりも、AIから指摘された方が、素直に受け止めることができそうです。

昨日の朝日新聞には、学習塾でAIアプリを使って、各科目について、生徒が苦手とすることを判断するサービスが紹介されていました。
最初は、学習塾の先生たちが、自身の立場がAIに奪われてしまうのではないか?
と不安に思ったそうです。
ところが、AIアプリは、先生にとって代わって生徒に教えるわけではなく、生徒の苦手なものを判断して、カリキュラムを組み立てるのだそうです。

これによって、生徒は、自分が何を苦手としているかを理解した上で、カリキュラムを進めるので、生徒の学習効率があがるそうです。

手法としては、特に新しいものではないです。
毎回、小テストをこなして、正解率が低かったら苦手と判断されるってだけです。

どこがスゴいかというと、先生や講師が、生徒に対して苦手箇所を指摘するのではなく、AIが指摘することで、生徒がカチンとこないようにして、生徒の苦手(=克服する目標)をはっきりさせて、学習効率を高めるという点で、それをビジネスとしてやっていることです。

学習塾でできるなら、他の習い事、部活動、サークル、会社内でも、苦手を指摘するサービスってビジネスになるんじゃないかな?
例えば、少年野球の各選手の苦手なことを、AIが指摘して練習メニューを組み立てるサービスとかね。