起業してビジネスで何をやるか?

情報をスマホアプリで発信して、会員数を数十万人集めれば、広告を入れて、広告主から広告料の収入を見込めます。
これにより、ビジネスとしてやっていけますね。
ただ、何の情報を発信すればよいか?
「いろいろな情報」という漠然としていては、他のサービスとの差がはっきりしないので、会員が集まらないでしょう。

本日の朝日新聞の記事に、よいヒントがあります。
妊産婦にスポットを当てて、妊産婦ならではの困ったことに役立つ情報を提供しているスマホアプリ「Babyプラス」です。
http://www.jsog.or.jp/modules/babyplus/index.php?content_id=1

例えば、歯を磨かないと、虫歯になりやすい。
また、歯のかみ合わせが悪いと、うまく咀嚼できない(食べれない)。
そして、消化によくなく、 早食い で、満腹中枢が作用する前に食べ終わるので、肥満傾向になりやすい。
っていう情報は、よく知られています。

ところが、妊産婦になると、妊娠中のホルモンの変化によって、唾液の分泌量が変化するそうで、これにより、特有のトラブルが生じやすいようです。
このようなトラブルについては、あまり知られていませんね。

そこで、 スマホアプリ「Babyプラス」 が、妊産婦にターゲットを絞って、情報提供をしているわけです。

では、このヒントを参考にして、これから起業しようとしている方、起業したばかりの方、既に起業して次ぎのビジネスを考えている方が、どんなビジネスをしたらよいか?

その1
自分の得意なことの範囲を定める。
ご自身の過去の経験から、自分は何が得意かを整理してみましょう!
人は誰にでも得意・不得意があります。
また、今までの経験で、人から褒められたことが必ずあると思います。
人それぞれ経験が違うので、他人と比べて得意な点が必ず出てきますね。

その2
自分のやりたいことの範囲を定める。
やりたいことは、そのときどきで変化します。
昔やりたいと思ったことではなく、今やりたいと思っていることを整理してみましょう!
人は社会とつながって生きています。
人から「ありがとう」と言われると、嬉しいですよね!
誰かの困ったことを解決してあげたいと思いませんか?

その3
ビジネスとして成立しそうな範囲を定める。
困っている人(会社)がいれば、見込み客(需要)があるということです。
困っている人(会社)の数が多ければ、それだけマーケットが大きいということですね。

その1~その3の範囲の重なった領域でビジネスをすると、その人の強みを生かせます。
そして、人それぞれ経験が異なるので、ビジネスのスタイルが異なってきます。
他社と比べて、自身のビジネスのスタイルがどうであるかをはっきりさせると、マーケティングでいう、自身のポジショニングになります。
つまり、自分の売り(強み)が明確になります。
その点を特許や商標で上手く利用してビジネスを進めるといいでしょう!