ビジネスでは、真似する方が悪いのか? 真似される方が悪いのか?

ビジネスでは、シンプルで売れている商品ほど、真似されやすい。
真似されると、売り上げが減少します。
さらに、後発品は先発品より値段が安い傾向にあるため、価格競争に巻き込まれてしまう。

ビジネスの塾やセミナーなどでは、「成功者に学べ!」と言われ、一部では、「よいものは、徹底的にパクれ!」とも言われています。

特に、ビジネスでは、売れているものは魅力的!
だからこそ、他社が真似したいと思うのは当然のことです。

そこで、先発メーカーが、後発メーカーに真似されないように対策をとっているか? が問題となります。

何も対策をとってなければ、真似されても何も言えませんね。
他方、何か対策をとっていれば、先発メーカーが後発メーカーに「真似するな!」など言えるわけです。
その結果、価格維持できます。
また、自社製品のマーケットを守ることができます。

つまり、タイトルの「真似する方が悪いのか? 真似される方が悪いのか?」は、
先発メーカーが何か対策をとっているか否かで、どっちが悪いかかわります。
先発メーカーの中小企業の経営者さんが、対策を知っていれば、ご自身でマーケットをコントロールできるってことです。

対策って、どうすればよいか?
ビジネスルールの一部には、特許や商標の制度があります。
技術的なことなら、特許や実用新案で対策をとるのがお勧めです。
また、品質面を保ちたいのであれば、商標で対策をとるのも一案です。

特許や商標が、ビジネスルールの一部であることを知っていて、ビジネスを進めるのがお勧めです。
特許や商標の手続を必ずすべきというわけではないですが、ある程度わかっててビジネスをすべきですね。