飲食業用の配膳ロボット

飲食業界の人手不足が続いているようです。
人材が集まりにくいので、アルバイトやパートの時給を上げているようです。
それでも、人材不足…
日本の人口は、少子高齢化が進んでいるので、そもそも、若手人材全体が少なくなってきて、飲食業での働き手が少ないようです。

そこで、先日、朝日新聞で紹介されていたのが、配膳ロボットです。
飲食業の場合、注文をテーブル席に設置したタブレット端末でお客さんに入力してもらうことで、デジタル化しつつ、スタッフによるアナログ作業を減らして効率化しているところもあります。
ところが、厨房でできあがった料理や、食材をお客さんのテーブルまで運ぶアナログ作業については、スタッフが担当しているところがほとんどです。アトラクションとして電車で運ぶファミリー向け飲食店、コンベアでお寿司を載せた皿を客席横を通す回転寿司店などがありますが、飲食店全体としては、ほとんどのところがスタッフによる配膳です。

配膳をロボットに任せることにより、他のきめ細かなサービスをスタッフが提供するようになれば、飲食業で働く人たちにとっても働きやすくなるでしょう!
配膳ロボットについては、今、家庭用の掃除ロボットや業務用の掃除ロボットが普及していて、これらの技術を応用することである程度、実現できます。
例えば、店舗内の移動経路をロボットが把握していれば、どのテーブル席へ運ぶためには、どのルートを通るのがよいかなどの判断をロボットがしてくれて、自動で運んでくれます。

ここで、ポイントとなることは、掃除ロボットでは必要なかったけど、飲食店ならでは事(問題点、課題)が登場します。これらをどう対処するかが、ビジネスとしてのポイントとなるでしょう!
つまり、飲食店ならではの問題点、課題をうまく拾い上げて、どう対処するかを考えることによって、IT企業の経営者にとって、ビジネスチャンスとなるわけです。

ビジネスチャンスは、常にやってきます!
新しいことをすれば、さらに新しい問題点、課題が生じます。
それらを上手く解決できれば、顧客(飲食店の経営者)は喜んでくれて、ビジネスが発展していくことでしょう!