コラボで新たなマーケット開拓!

スタートアップ、ベンチャー企業、中小企業など、それぞれ自社の強みがあると思います。
その強みを活かしてビジネスをしているわけですが、他社とコラボをすることで、新たなマーケットを開拓することも可能です!
例えば、電力会社×路線バス会社です!
電力会社は、道路沿いに多数の電柱を持っています。
そして、その電柱にカメラを取り付け、歩行者や自転車に乗っている人などを識別すると、どうでしょうか?

他方の路線バス会社は、路線バスの運行を行っています。
なんと言っても、安全第一です!
乗用車の乗客は、シートベルト着用を義務づけられていますが、バスの乗客は、基本的に、シートベルトなしです。
急ブレーキや、急ハンドルでバスの乗客に怪我人がでると大変!

そこで、バスの運行に合わせて、バスの位置情報に基づいて、そのバスの進行経路の先に、死角になりやすいところがある場合、そのところの歩行者や自転車の有無の状況を電柱のカメラで把握して、バスの運転手に伝えるというものです。
このサービス、実際に行われているそうです!

他にも例を挙げますね。
自動車教習所×自動運転技術の会社です!
完全な自動運転が普及すれば、自動車教習所で運転技術を習う必要がそもそもなくなりますが、完全な自動運転が普及するのは、もっと先の未来になりそうです。それまでは、自動車教習所で運転技術を習ってから運転免許を取得する必要があります。

自動車教習所では、沢山の方が運転技術を習いにきます。
その方達を教える教官は、人間なので、カーブを曲がるときのハンドルの切り方や減速のためのブレーキの踏み方など、微妙な程度感覚を伝えるのが難しいです。また、教官から言われた教習生の方も、理解するのが難しいと感じるのではないでしょうか?

そこで、自動運転技術を利用して、例えば、教習車がカーブを曲がるときのブレーキ操作による減速具合、ハンドル操作による向き変更具合をセンサーで読み取って、理想の曲がり方と何が違って、どうすれば、理想の曲がり方に近づけるかをアドバイスするというものです。
このサービスも、実際に行われているそうです!

このように、いろいろなところで、困った(困っている)という課題があります。それを上手く見つけて相手企業とコラボすることにより、新たなマーケットを開拓することができます。
ビジネスの可能性は無限大です!