AIを利用したビジネスのよい例!

AIを用いていろいろなことができますね。
ただ、いろいろできるけど、どうしたらビジネスになるか? って訊かれたら、どう答えていいか、難しいです。
ここで、AIを利用したビジネスのよい例を紹介します。
今朝の朝日新聞で紹介されていました。
カラスが「巣」をつくるのですが、その場所が、電柱の上だと困るわけです。
理由は、もし、電気をショートさせてしまったら、周辺が停電してしまうリスクがあるし、火災が発生してしまうリスクもあるからです。

従来は、保安係りの方が、徒歩で巡回したり、自動車で巡回していたのでしょう。
徒歩だと、時間がかかるし、疲れますね。
自動車だと、電柱を見ながら運転するわけにもいかないので、2人一組になって巡回?ってことになります。

そこで、電柱をカメラで撮影してAIで画像解析して「カラスの巣」の有無を判定するサービスの登場です。
電力会社が、電柱の上にある「カラスの巣」という困り事をもっていて、他方、NTT子会社が、AIを用いたソリューション(解決方法)を提供するというビジネスです。

ビジネスでは、誰かの「困り事」を見つけて、「解決方法」を提供することが大切です。
「いろいろできますよ!」と言っても、具体的に何ができて、何を解決してくれるのかが、見込み客に伝わりません。
先ずは、見込み客の具体的な「困り事」を見つけることが大切です。
そして、『その具体的な「困り事」に対して、この「解決方法」だと、このように解決します! 』 と言って見込み客に伝えることが大切です!

ビジネスは、時代の変化に伴って、変化します。
ということは、常に、 どこかで見込み客の具体的な「困り事」 があって、ビジネスのチャンスがあるってことです!