昨日の朝日新聞の夕刊で紹介されていました。
保育中に園児が……。幼稚園バスに園児が……。
ヒヤリ、ハッとだけでなく、悲しいニュースとなってしまったことが今までにありました。
園児は、大人の予想を超えた行動をすることがあります。
そのとき、親や保育園、幼稚園の先生などの大人が常に対応できるか?
今まで事故がなかったからといって、これからの将来も事故がないとは限りません。
そこで、ITの導入です!
腕時計型端末を園児の腕に装着すると、近距離通信で、現在の園児の居場所がわかる。
それだけでなく、園児の脈拍、転倒も把握できる!
ここで、興味深いのは、実証実験を行っているときに、意外な発見があったことです。
何かというと、例えば、園児Aが園児Bに嫌がることをしたとします。
園児Bは、嫌なことをされたので、ストレスとなり、それが、腕時計型端末のデータに表れます。
加害者と被害者の構図で、両者の位置情報やストレス度などのログが残りますので、加害者と被害者の両者を特定できます。
ここで、意外な発見は、加害者と被害者だけでなく、それを見ていた周りの園児のストレス値が上昇したことについてです。
誰が目撃していたかを特定することが可能です。
そして、心のケアをすることも必要に応じてするのでしょう。
万が一、園児を見失ったことによる事故が起きたとしても、安全に言い訳はないです。
この腕時計型端末を用いたシステムは、IT企業にとって、ビジネスチャンスです。
そして、意外な発見によって、このビジネスチャンスは、広がっていくことでしょう!