AI技術を使用した受付ロボットが、各国で開発され、すでに利用されていますね。
困った人を案内したり、おしゃべりしたり、ニーズはあります。
世界の中で、日本の立ち位置が「?」になっているような気がします。
何故かって?
理由は、日本でAIの受付嬢が開発されているからです。
しかも、見た目がかなりの高精度!
これには、海外から批判があるようで、批判されて初めて日本が気づいたようです。
どんな批判かって?
若い女性に受付係をやってもらいたいのか?って
受付係=若い女性っていう観念が出来ているのか?って
受付だから女性とか男性の性別を設定する必要がそもそもないでしょ?
しかも、AIだからわざわざ性別を設定する必要がないでしょ?
それでも、開発している日本人は昔ながらの慣習でAIの受付嬢を好むのでしょうね。
オイラが思うのは、
海外のやり方と、日本(のごく一部の大企業や大学)のやり方って根本的に違っていて、ビジネスで利益を出そうとするやり方と、高精度なスゴいものを創ろうとするやり方がある。
ビジネスとしてやるからには、ニーズを考えること。
シンプルなものを開発して、売る。
徐々にニーズに合わせて改良して売る。
誰かの困ったが解決するから喜ばれる。
他方、スゴいものを開発しても、誰が買う?
困ってないところにスゴいものを投入しても、「あ~すごいね!」だけで終わる。
顔の微妙な表情を表現したり、なめらかな腕の動きを表現したいのであれば、
受付嬢としてではなく、困っている人がいる別の現場でやるべき。
中国ではビジネスとして利益を出そうとするので、企業もマーケットも成長する。
たしか、15年ほど前、新聞で台湾の人が「今度は日本人が中国語を学ぶ番だ!」って言っていたな。
もう既に、その番がまわってきていると思うよ。
昔、オイラが台湾によく1人で旅行しに行ったよ。
バス停で現地のおばあちゃんに中国語(北京語)で話しかけたら、台湾語で返ってきた。
さっぱりわからない旨を伝えると、おばあちゃんの娘か孫が英語で通訳してくれた。謝謝!
1人で行くと、地下鉄内などで女性から声をかけられる。
大阪のおばちゃんみたいに全自動って感じ。
オイラみたいに、片言でもいいから、中国語を練習するといいよ。マジで。
息子が通う保育園で、中国出身のおばあちゃんに中国語(北京語)で話しかけたら喜んでくれた。
ただ、返ってきたのは広東語?…北京語には聞こえなかったよ。
で、何の話だったっけ?
AIに頼るところと、頼らないところとをきっちり分けて、ビジネスをするのがいいです。
しかも、AIの受付係に腕、脚ってなくてもいいよね。
シンプルなのがいいよ。