QRコードで周囲の位置情報お知らせ

2次元コードであるQRコード(登録商標)が随分普及してきました。
スマートフォンで2次元コードを読み取ると、どこかのサイトにアクセスしたり、電子マネーで決済できたり、いろいろと便利ですね。

先日、朝日新聞で紹介されていたのは、2次元コードで、周囲の位置情報をお知らせするという内容です。
具体的には、視覚障がい者に対してのサービスで、地面の点字ブロックの中に、2次元コードを設置し、視覚障がい者が、スマートフォンをかざしながら歩くと、点字ブロックの中に設置された2次元コードをスマートフォンが読み取ります。
そして、周囲の位置情報を音声で知らせてくれるというものです。
これは、区などの自治体が行っているそうです。

当然、自治体自体にこれを実施する技術があるわけではないので、どこかの企業と手を組むわけです。
「誰かの困った」をすくい取ることができれば、ビジネスチャンスに繋がります!
さらに、すごいのは、2次元コードを点字ブロックの中に設置した点です。
人が歩いても、靴が点字ブロックの先端と接触し、点字ブロックの底と接触しにくいので、2次元コードの印刷が消えにくいです。

コロナ禍で、人と人との接触が制限されることで、新たな困ったが出てきます。
つまり、コロナ禍でも、ビジネスチャンスは、次々と出てくるってことです!